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働く主婦に「保育」や「介護」との両立について調査~しゅふJOB総研~ 介護の悩み、年代間で比率差8.5倍 介護との両立で悩んだことある:「30代以下」2.8% 「50代以上」23.9%

2017年5月25日(木)

株式会社ビースタイル


主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は『保育や介護との両立』をテーマに働く主婦層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数932件)

調査結果概要

1.保育と介護両方と仕事との両立で「悩んだことがある」7.9%
2.保育と介護を「同時に行った」67.6%、「別の時期に行った」29.7%
3.保育と介護の両立で悩んだ比率の世代間比較
4.保育の悩みの詳細1位「緊急時に仕事の休みがとりづらい」46.8%
5.介護の悩みの詳細1位「精神的または肉体的負担が大きい」71.5%
6.フリーコメントより

保育と介護両方と仕事との両立で「悩んだことがある」7.9%

グラフ


保育と介護を「同時に行った」67.6%、「別の時期に行った」29.7%

グラフ


保育と介護の両立で悩んだ比率の世代間比較

グラフ


保育の悩みの詳細1位「緊急時に仕事の休みがとりづらい」46.8%

グラフ


介護の悩みの詳細1位「精神的または肉体的負担が大きい」71.5%

グラフ


フリーコメント抜粋(年代:就業形態)

<保育との両立で悩んだことがある>

・育休中に待機児童となり園に入れず、契約が切れてしまって入園が決まっても仕事探しに苦労している
 (20代:その他)
・募集内容では週1~と書いてあっても面接を受けると週4以上と言われたりで仕事が見つからなかった
 (40代:パート/アルバイト)
・職場では同性の先輩とも言える方々からの「自分の時はもっと大変だった」という攻撃にうんざり。
 小学校では保育園に偏見を持つ教師から「保育園育ちは」という差別発言を何度か聞いた(50代:その他)
・送迎が大変(30代:パート/アルバイト)
・急に休むときに変わりの人を探さないと休めなかった(40代:パート/アルバイト)
・子供が不安定になる(30代:正社員)
・学童保育に入れなかった(30代:フリー/自営業)
・子供に障害があるためフルでは働けない(30代:その他)
・子供の水ぼうそうで3日連続欠勤したら、パートをクビになりました(50代:派遣社員)

<介護との両立で悩んだことがある>

・母親が病気になり、会社を辞めた事がある(30代:SOHO/在宅ワーク)
・自分の時間が無くなる(50代:その他)
・自分の体調不良(50代:その他)
・仕事を辞めざるを得なかったので、家計が苦しくなった(50代:派遣社員)
・両立できず退職した(50代:派遣社員)
・先の予定がたてにくく、長期の仕事を選びにくい(50代:パート/アルバイト)
・病院等にかかる時間(50代:派遣社員)
・遠距離介護なので、時間とお金が必要(50代:パート/アルバイト)
・介護があるというと企業は敬遠する(40代:その他)

<保育と介護両方との両立で悩んだことがある>

・介護のために子供が犠牲になる(50代:フリー/自営業)
・仕事ができませんでした(40代:派遣社員)
・シングルマザーで兄弟もいないので、全てのことが自分一人にふりかかる(50代:パート/アルバイト)
・デイサービスの時間が短く、合致する仕事を探したが見つからなかった。子供は中学生だが、介護3の母とは
 結局同居を続ける事ができなかった。母に付きっきりで、子供とのコミュニケーションも取れなくなってしまった
 ため(50代:派遣社員)
・1ヶ月間連続で有給休暇を使用した(40代:正社員)
・孫の世話と遠距離に住んでいる親の介護(50代:派遣社員)
・介護の食事時間と子供の送迎の時間が重なる(40代:フリー/自営業)
・先が見えない(40代:契約社員)

しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より

 働く主婦が仕事と家庭の両立で悩む際に、保育のことがよく取り上げられます。今回取得したアンケートによると、30代以下の主婦層は保育との両立に悩んだ人が7割を超えています。しかし年代が上がるにつれて保育に悩む比率は減少していきます。一方、介護との両立への悩みは年代が上がるにつれて増えていきます。ようやく子育てがひと段落したと思ったタイミングで、次は介護との両立を図らなければならなくなった、という方もいるはずです。アンケートでは、保育と介護の両方で悩んだ方は7.9%。そのうちの67.6%が保育と介護を同時に行ったと回答しました。

 さらに気になるのは、保育と介護の負担感の違いです。「精神的または肉体的負担が大きい」と回答した数は、保育で悩んだ人にとっては3番目の理由だったのに対し、介護で悩んだ人にとってはダントツの1位。回答者の実に7割にも及びます。保育や介護との両立における負担の感じ方はそれぞれであり、置かれている状況等によって悩みのポイントが異なることがわかります。保育や介護との両立を図りながら働く社員をマネジメントする際は、社員が置かれている状況に応じた配慮が必要だと考えます。

川上所長


《しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎プロフィール》
1997年愛知大学文学部を卒業後、大手人材派遣会社などで責任者として営業・マーケティング・経営企画・人事・新規事業立ち上げなど事務系人材サービス企業のあらゆる部門に携わる。業界専門誌を発行する株式会社オピニオンでは、営業推進部部長 兼 月刊人材ビジネス編集委員として人材ビジネス企業経営者向けの勉強会を企画運営。2010年株式会社ビースタイル入社。2011年しゅふJOB総合研究所 所長就任。同年人材サービス業界の『声なき声』を社会に届けるフェイスブックページ『ヒトラボ』を立ち上げ編集長に就任。フェイスブックグループ『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰。内閣府 規制改革会議 雇用ワーキンググループ勉強会にて有識者の一人として参加するなど、主婦人材の活躍推進や人材サービス業界のあり方について積極的な意見提言を行う。

◇メディア出演歴 フジテレビ みんなのニュース『ふかぼり』 解説/テレビ朝日 ビートたけしのTVタックル パネラー出演、他新聞・テレビ・雑誌などでコメント多数
◇寄稿・連載歴 時事通信『働くデキる女性たち』(連載)/アドバンスニュース社コラム『木曜日のつぶやき』(連載)など

▼ヒトラボhttps://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/
▼ヒトラボ資料館 『是々非々』 http://zezehihi.wix.com/jinzai
▼人材サービスの公益的発展を考える会 https://www.facebook.com/groups/jinzai.koueki/


■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:932名
調査実施日:2017年3月22日(水)から2017年4月5日(水)まで
調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBパート』登録者

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志のもとにつくられた研究所です。
「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。


<株式会社ビースタイルについて>
企業理念は「bestbasicstyle」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約14年間で生み出した主婦の雇用数はのべ5万人。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働ける社会の実現に向け、派遣・在宅・エグゼクティブなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。


本プレスリリースに関するお問い合わせ先

(株)ビースタイル広報担当:柴田・中村・川上
〒160-0022東京都新宿区新宿4-3-17FORECAST新宿SOUTH7階
Mail:pr@b-style.net ホームページ:http://www.bstylegroup.co.jp/
※当リリースに関して、所長 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。

※本リリースの引用の際は、必ず「しゅふJOB総合研究所調べ」とクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。