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高まるリスキリングの必要性【既婚女性に聞く】“学び直し”をしたいと思ったことが「ある」89.6%、学び直ししたいこと:1位「IT・WEB・OA」50.1%

2021年11月25日

ビースタイルグループ


仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『リスキリング希望』をテーマに、既婚女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:557件)


調査結果概要

1.学び直しをしたいと思ったことが「ある」89.6%
2.学び直しするとしたら取り組んでみたいこと「IT・WEB・OA」50.1%
3.学び直しで取り組んでみたいこと:コロナ禍との関係性比較
4.実際に学び直しに取り組んだもの「外国語」14.2%
5.実際に学び直したこと:コロナ禍との関係性比較
6.フリーコメントより

学び直しをしたいと思ったことが「ある」89.6%


学び直しするとしたら取り組んでみたいこと「IT・WEB・OA」50.1%


学び直しで取り組んでみたいこと:コロナ禍との関係性比較


実際に学び直しに取り組んだもの「外国語」14.2%


実際に学び直したこと:コロナ禍との関係性比較


フリーコメントより抜粋

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
・子どもがいると思うように時間が取れず、期間や拘束時間が長いものは選びにくいと思う
 (40代:パート/アルバイト)
・時間とやる気さえあればいつでも学び直せると思う(40代:パート/アルバイト)
・子供の手が離れたら、学び直したい(30代:契約社員)
・育児中の為、時間が定まらず、心の余裕が無かったりとなかなか取り組めない(40代:今は働いていない)
・勉強出来るようなセミナーがあれば参加したいが、子供を見てくれるような施設も欲しい。乳幼児は預ける施設は
 沢山あるが、小学生を見てくれるところが少ない(40代:今は働いていない)
 ・家事育児などの負担が夫婦平等なら学校に行ったりして学び直したいが毎日の家事育児をしながら勉強するのは
 不可能だと思う(50代:今は働いていない)
・現在、通信制大学で学び直ししています。就職氷河期世代で、高卒ですので苦労してきました。ただ、学び直し
 知識を得たところで、未経験、年齢のフィルターもあり、実際に就職できるのかは非常に不安です
 (40代:パート/アルバイト)
・学習にはお金がかかるので、まず先に子どもに使うから、なかなか自分には回せない(40代:派遣社員)
・費用が安ければ挑戦したい(50代:正社員)
・忙しいがオンライン講座なら自分の都合でやりやすい。スマホ受講がいい(40代:パート/アルバイト)
・以前勤務していた英会話スクールで70代の方がヤル気満々でみるみるレベルアップされたのを間近で見た。
 人間何をやるにも気持ちがあれば遅いことは何もないとそこで強く感じた(40代:その他の働き方)
・年齢、学歴により学び直しできる範囲がかなり絞られてしまう。また学び直しに関するまともな情報も少ない
 (50代:今は働いていない)
・専業主婦に対して、資格の補助金があると一歩踏み出せると思います(40代:今は働いていない)
・託児所つきのスクールが増えればいいのに、と思ったことがあります(40代:派遣社員)
・いくつになっても楽しく学ぼうと思っています(60代:今は働いていない)
・歳を取るほど覚えが悪くなるので、もっと若いうちに沢山勉強すれば良かったと後悔しました
 (40代:SOHO/在宅ワーク)
・学び直しの際の、大人に合う選択肢が分かりやすいと良いと思いました(40代:正社員)
・コロナのおかげでじっくり自分と向き合えました。学びは時間がないと思っているとなかなかできないものなので、
 こういった時間は大切だと思います(50代:パート/アルバイト)
・40代に簿記の職業訓練にかよい、初めて簿記をしりました。また簿記の上級を目標に勉強しています。
 仕事に生かす為でもありますが、自分の価値を高めたいというのが一番の目的です(40代:パート/アルバイト)
・時間もないけどお金もないなと実感しました! (40代:パート/アルバイト)
・主婦が学び直しをするには、絶対に家族の理解と協力が必要。それ無くしては有り得ない(60代:派遣社員)
・明確に給与に反映されるのであれば、時間を割いてでも学び直したいと思うが、コロナ禍で収入がなくなり
 再就職先も少ない中、とりあえずの生活費を確保することの方が優先されている事実があり余裕がない
 (40代:パート/アルバイト)
・学生時代よりずっと文系で来たため、薬剤師など資格職となる理系分野の学び直しをしてみたいです
 (30代:パート/アルバイト)
・興味のあることを追求して学ぶことを学び”直し”と呼ぶことに違和感を覚えた(40代:派遣社員)
・子どもがいる環境で勉強することは非常に難しかった。起きている間は、パソコンや読んでる本に興味を持ち、
 寝ている間は抱っこなので、結局何も出来なかった。学ぶために育児支援が欲しいと感じた(40代:正社員)
 ・自律的なキャリア意識情勢が前提(30代:フリー/自営業)
・日本は新卒ですぐ就職、その後はずっと働くのが当たり前になっていて、いったん働いてから大学に入り直したり、
 別の分野にチャレンジしたりすることのハードルが高すぎると思う(50代:派遣社員)
・ハローワークの職業訓練にいきたいが給付金の支給要項が既婚者には辛い(世帯年収でひっかかるので)。
 今の仕事を辞めてでも受けたいものもあるがその間収入がなくなってしまうと、一馬力ではキツいから働いており
 収入も上げたいのに本末転倒になる(30代:正社員)
・在宅になり、出社の時間がなくなったぶん、時間ができたので、その時間を学び直しに充てたら良いと思う
 (40代:契約社員)
・専業主婦が学び直せる社会的システムがほしいです(30代:SOHO/在宅ワーク)
・学び直しというより、初めて体験する新たな学び、興味が広がった。年齢と共に増える経験や知識から学びへの
 興味は学生時代よりも上がっている(30代:パート/アルバイト)
・オンラインなどで学ぶ機会が増えたので、育児しながらでも時間の制限がなくなり良かった(30代:正社員)
・フルタイムで働くと業種によるだろうが、学び直しの時間が取れない。キャリアの幅を広げる為にはもっと学びと
 仕事をバランスよくできる時期も必要。ただ同じことを繰り返していてはシニア層になって仕事を失うと感じる。
 企業はもっとキャリア形成の機会を与えていくべき(40代:正社員)

しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

何度も緊急事態宣言が出され、思うように外出ができない中で既婚女性の“学び”に対する意識に変化はあるのか。「あなたはコロナ禍を機に、改めて学校に通ったり資格取得を目指すなど、学び直しをしたいと思ったことはありますか?」と尋ねたところ、コロナ禍を機に学び直ししたいと思ったことがある人は25.1%と1/4に及びました。コロナ禍とは無関係に学び直ししたいと思った人と合わせると、学び直ししたいと思ったことがある人は約9割にもなります。

では、具体的にどのようなことを学び直したいのかについては、最も多かったのが「IT・WEB・OAなどコンピューターの専門技能習得」次いで「外国語の習得」「国家資格の取得」となりました。一方、実際に学び直したことを尋ねると最も多かったのは「外国語の習得」。「IT・WEB・OA」が続き、3位は国家資格ではなく「国家資格以外の資格取得」でした。しかしながら、コロナ禍を機に学び直ししたいと思った人だけに限ると、僅差ながら「IT・WEB・OA」がトップ。「実際に取り組んだことはない」との回答においても、コロナ禍を機に学び直ししたいと思った人の方が低くなっており、コロナ禍を機に学び直ししたいと思った人の方が、より希望に忠実に、かつ学びを実行に移す傾向にあるようです。

オンラインショッピングやオンライン会議など、コロナ禍を機に、日常生活の中にオンラインが浸透してきています。学び直ししたいと思う声が最も多かった「IT・WEB・OA」は、実際に学習するにあたりオンラインとの相性が良いと言えます。いま、企業が社員のリスキリングを推奨する動きが活発化しつつありますが、コロナ禍を機に働き手側にもリスキリングに対して前向きな変化が生じているようです。職種転換の際や今後企業内で求められるスキルを習得するためのリスキリングの仕組みづくりの必要性が、社会全体のニーズとして高まっているのではないかと考えます。

川上研究顧問


<しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー​>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦・主夫層”のべ35000人以上の声を調査・分析し、200本以上のレポートを配信。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員​
 

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員​
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)​
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)​
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など​
 
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:​
ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数​
 
◇執筆・その他 ITメディア連載『「人材サービス」が滅ぶ日は来るのか?』/マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』​他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、NEWSポストセブン、アーバンライフメトロなど執筆・寄稿記事多数​
大学や男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターなども務める​


調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:557名 ※既婚女性のみ
調査実施日:2021年7月14日(水)~2021年7月27日(火)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者

※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
best basic style~時代に合わせた価値を創造する~を共通の基本理念に掲げ、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ16万人以上創出してきた『しゅふJOB』や多様な働き方×ハイキャリアを実現する『スマートキャリア』、すきま時間で働く『ご近所ワーク』など人材サービス事業を主軸に、RPA導入支援やスーパーフード“モリンガ”のプロデュースなど事業領域を広げながら、グループ共通のバリュー「四方善」を実践して参ります。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイルグループ広報担当:兒玉・川﨑

Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/media/