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年末恒例!しゅふJOB総研 ゆく年くる年アンケート2015~『自由にキャリア選べる年』前年比3.8倍~

ゆく年くる年2015

2015年12月25日(金)

株式会社ビースタイル


 主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は、「2015年 女性の働きやすさ」をテーマに主婦会員に向けてアンケート調査を行いました。以下、結果をご報告します。(有効回答数220件)

調査結果サマリー

2015年は女性活躍推進法が成立するなど社会全体の女性活躍の機運が高まった1年でしたが、実際に働く主婦の方々はどのように感じていたのでしょうか。主なトピックスをご紹介します。

 1.「女性が働きやすくなった実感は『ない』」という回答が7割以上。

 2.「イクメン」など夫の家事・育児への参加については約8割が意識・行動について「あまり変わらない」と回答。

 3.今年(2015年)は『保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年』
   という回答が2年連続で最多。


調査結果

1. 「働きやすくなった」実感がないと回答した主婦は全体の7割以上。

 2015年は女性活躍推進法が成立するなど社会全体の女性活躍の機運が高まった1年でしたが、71%の主婦が「働きやすくなった実感はない」と感じています。まだまだ女性にとっては働きにくく、厳しい現状を浮き彫りにした結果となりました。一方で前年結果(82%)よりは11ポイント減少しており、少しずつ前進していると言えます。今後、改善スピードをさらに高めていくことが必要だと考えます。


グラフ1


2.「イクメン」など夫の家事・育児への意識と行動は約7割が「あまり変わらない」と回答。

 政府が推進している「イクメン」「イクボス」の波及効果について夫の家事・育児への意識、行動への変化を問う質問では、「あまり変わらない」が73%で最多の回答となっており、働く主婦の実感として家事育児を積極的に手伝うなど「夫の意識、行動」が変わっているのは14%に留まっています。主婦が働きやすくなったと実感できていないこととの関連性も考えられ、「イクメン」「イクボス」の更なる認知向上が必要のようです。


グラフ2


3. 「働き続けることが難しくなった」という回答が2年連続で最多に。

「今年(2015年)は「女性が働く」ことについて、どのような年だったと思いますか?」 という質問に対して、『保育園不足やマタハラなど、働き続けることがこれまでより難しくなった年』という回答が2年連続で最多となりました(前年48.7%、今年48%)。一方、前年と比較して大きく回答が増えたのは『転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになった年』という回答で、前年の6.2%から24%と3.87倍に増加しており、多様なキャリア・働き方への関心の高まりが反映された結果となりました。


グラフ3


4.「働きやすくなった」実感がある理由は「育休、産休等の女性を支持する制度が増えた」が最多。

働きやすくなった実感がある理由として「育休、産休等の女性を支持する制度が増えた」ことで働きやすくなったと考えている人が52%と最も多く、「女性のマネジメント層の数が増加した」という回答は最も少なく21%でした。


グラフ4


5.マタハラへの対策については「フォローしやすい環境」や「周囲の理解」が必要と回答。

今年注目を集めたマタハラ問題については、マタハラが起こらないためには、「急な休みの時もフォローし合いやすい環境をつくる」という回答が最も多く60%。「マタハラが起きているのを見たことがない」という回答は僅か10%でした。


グラフ5


6.2016年は「女性が働く」環境はさらに前進する?!

 「2016年は「女性が働く」ことについて、どのような年になると思いますか?」という質問に対しては、「保育園不足やマタハラなど、働き続けることがさらに難しくなる年」が39%と2015年の振り返り結果と比較して9ポイント減少する一方、「企業が女性が働くことの価値をさらに認める年」「転職や独立、在宅ワークなど、これまでより自由にキャリアを選べるようになる年」がそれぞれ7ポイント、9ポイント増加。2016年への期待が現れた結果となりました。


グラフ6


調査結果の総括

 2015年は女性活躍推進法案が成立するなど、日本社会全体での女性活躍推進の機運が今まで以上に高まった一年となりましたが、実際の主婦層が実感している働きやすさの改善度合いはまだまだ十分ではないようです。
 しかしながら、女性の働きやすさの改善を期待・実感する声は着実に増えており、これから女性活躍推進の取り組みが進む事によって働く環境や主婦の労働参加率が向上していくことが見込まれます。2016年の日本が女性・主婦にとってより働きやすい社会になるよう、今後の各企業の取り組みの充実・迅速な実施が期待されます。


■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:220名
調査実施日:2015年12月8日(火)から2015年12月22日(火)まで
調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBサーチ』登録者

<株式会社ビースタイルについて>
企業理念は「best basic style」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約12年間で生み出した主婦の雇用数はのべ4万人。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働ける社会の実現に向け、派遣・在宅・エグゼクティブなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。


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過去の調査結果

働く主婦層に“上司のマネジメント”に関するアンケート調査 <主婦にも成果求めるべき85.2%>(2015.7.16)

国会審議入り!派遣法改正について働く主婦に調査 ~日雇い派遣禁止に「見直し」「疑問」8割超 ~(2015.5.15)

女性の学歴、「新卒入社で最も影響」64.1%~働く主婦層に“女性のキャリアと学歴”に関するアンケート調査~(2015.3.2)


本プレスリリースに関するお問い合わせ先

株式会社ビースタイル
広報担当 : 柴田、川上
e-mail:pr@b-style.net

※当リリースに関して、代表三原へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。

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