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仕事を始めて降りかかった家庭での想定外って?~しゅふJOB総研調査~ 想定外「ある」87.5% 「良い想定外」14.8%、「悪い想定外」25.8%、「良いことと悪いこと両方」52.1%

2018年7月18日(水)

株式会社ビースタイル


主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は『仕事を始めて降りかかった家庭での想定外』をテーマに、働く主婦にアンケート調査を行いました。以下にご報告します。(有効回答数408件)


調査結果概要

1.働く前に想定外だったことが起きたことが「ある」87.5%
2.想定外に「良いことと悪いこと両方あった」52.1%
3.仕事をしていきたい理由「自分又は家族の生活を豊かにするため」61.8%
4.フリーコメントより

働く前に想定外だったことが起きたことが「ある」87.5%

グラフ1


想定外に「良いことと悪いこと両方あった」52.1%

グラフ2


仕事をしていきたい理由「自分又は家族の生活を豊かにするため」61.8%

グラフ2


フリーコメントより

◇寄せられたフリーコメントより(年代:雇用形態)

<想定外に直面した、「家庭での“良い”こと」より>
・仕事を始めてから転居した先で、地域の年配の方が当時幼稚園の子供をとてもかわいがってくれた。
 安心して仕事をすることが出来ました(50代:正社員)
・生活にハリが出た(50代:パート/アルバイト)
・子供がお米を研いだり、洗濯物を取り込んだり、自ら手伝いをしてくれたり、またこちらからお願いした事も
 出来るようになった(40代:パート/アルバイト)
・働きに出るまで だらだら家事をしていたが、働き出してから 家事を短時間で済ませるようになった。
 職場で先輩ママ後輩ママの子育てについて色々話を聞けるので、子育てについて広い視野を
 持てるようになった。子供が大きくなってきて、職場の仲間と遊びに行く事もあり
 大人になってから出来た友人が居るのもいいものです(40代:パート/アルバイト)
・子ども達に働く姿がかっこいいと言ってもらえたこと(40代:パート/アルバイト)
・規則正しい生活になった。忙しいながらも夫婦で話さざるを得ないから、育休中より中身の濃い
 会話が増えた(30代:正社員)
・保育園へ迎えに行って、こっそり遊んでいる姿を覗いたときに可愛いと思えた。
 それまではベッタリで離れたかった(40代:フリー/自営業)
・子供が、自分でお昼ご飯を仕度して食べるようになった。子供が、ひとりで塾に遅刻をしないで
 行くようになった。収入が増えた為、(自由になるお金が増えた)私自身がイライラしなくなり、
 子供に八つ当たりをしなくなり、子供が、学校での事を話してくれるようになり、親子関係がよくなった
 (40代:派遣社員)
・はじめてアパレルの仕事をしたら、自分が今までダサかったことに気づかされた。仕事を始めてからは
 自分の親兄弟も含めた周囲から「垢抜けて綺麗になった」と誉められた。
 煩わしいママ友付き合いがなくなった(40代:今は働いていない)
・19年振りに働いてお金を稼ぐ大変さを実感し、改めて主人への感謝の気持ちが増しました
 (50代:パート/アルバイト)


<想定外に直面した、「家庭での“悪い”こと」より>
・勉強を見てあげる時間が減ったことで成績が下がった(50代:正社員)
・疲れとストレスで帰宅してからどかぐいしてしまい太った(50代:パート/アルバイト)
・旦那が、思いのほか非協力的だった(40代:今は働いていない)
・制服ではないので、衣装代はかかりましたね。また、忙しいときついつい中食になったり外食したりで、
 働いた分経費がかかった。仕事を頑張りすぎて流産してしまい、結局は一人っ子になってしまった
 (40代:パート/アルバイト)
・強くなりすぎて男性ホルモンが出まくりです 旦那には申し訳ない・・・(40代:パート/アルバイト)
・平日昼間の家事や子供の送り迎えは結局自分でやるしかなく帰宅しても休まる時間もないただ仕事が
 増えただけ(40代:パート/アルバイト)
・子ども(中学生)の勉強面を気にする余裕がなく、ほったらかしにしていたら、成績はがた落ち。
 おまけに家のタンス預金からお金がごっそり無くなっていて、子どもに使い込みされていた
 (40代:今は働いていない)
・間食が増え、自分の時間がなくなり運動不足になり、太った(30代:パート/アルバイト)
・子供が具合が悪い時に自分の母親に来てもらわなくちゃいけなくなり、家族に迷惑をかけるようになった
 (40代:派遣社員)
・料理が好きになった息子が、自分で作って食べるようになって体型がかなり変わってしまった。
 夫が掃除片付け好きになり、いろいろ口うるさくなった。私がしまってあるところが、
 しょっちゅう変更されイライラする(50代:パート/アルバイト)
・子供の勉強や時間割を見る気力と時間がなくなる、予定を忘れる、帰宅して夕食にしようと思ったら、
 ご飯を炊き忘れていた(40代:パート/アルバイト)
・子供にきつくあたることがである。絶対に風邪引かないでね、風邪ひいてもお仕事休めないよなど、
 子供に対して心ないことをいってしまった(40代:パート/アルバイト)
・夫は私がお金を持ってると思い、時々せびってくる事(50代:パート/アルバイト)
・仕事仲間と思ってた以上に仲良くなり、2ヶ月に1回位の頻度で、朝までカラオケ飲み会に行くようになった。
 母になってもこんなに遊んでいいのかなと思いつつ、誘われたら行ってしまいます(30代:パート/アルバイト)


<想定外な出来事が起きないように心掛けていること、より>
・夕飯、朝飯は必ず子供と食べる(40代:パート/アルバイト)
・完璧さを求めない。適度に手を抜いたり、ほかの家族に協力してもらうことが大事(30代:契約社員)
・子供達が風邪をひかないように健康管理に気をつけている(40代:フリー/自営業)
・とにかくお休みをしない様、家族の健康に気を付けている。近くの気の置けない友人に、何かあった時
 (学校からの引き取り)は、お願いできる体制を整えている(50代:パート/アルバイト)
・週末に作り置きをして、お惣菜や冷凍食品を買う回数を減らしている(40代:SOHO/在宅ワーク)
・子供とはなるべくスキンシップをとるようにしている 例えば、帰って来たらしばらくは抱っこタイムを作るなど
 正社員で働きたかったが、比較的休みの取りやすい 派遣社員で就業した(40代:派遣社員)
・夫をあてにしない(30代:今は働いていない)
・家族間の連絡をマメにして、何か問題が起こった時も直ぐに連絡がつくように心掛けています
 (40代:パート/アルバイト)
・冷静さとあかるさをこころがけた(60代:契約社員)
・自分のキャパ100%で仕事を詰めると非常時に対応できないから、常に6~7割程度で考えて
 予定を組むようにしている(30代:SOHO/在宅ワーク)
・何事にも楽しく過ごす。人のせいにも自分のせいにもしない(40代:パート/アルバイト)

しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より

 どんなに準備して臨んでも、殆どの場合、仕事が始まった後の想定外は生じてしまうようです。働く前には想定外だった出来事が起きた経験がある人は、87.5%にも及びます。それであれば最初から想定外が生じることを想定しておくことが、最大の防御策と言えると思います。想定外には「悪いこと」ばかりではなく、「良いこと」もあります。それを逆に捉えれば、悪い想定外への対処ができれば生じるのは良い想定外だけということになるはず。寄せられたフリーコメントから、悪い想定外とは今あたりまえにできていることがあたりまえにできなくなることだと言えます。働き始めた後でも、今できていることがあたりまえに続いていく状態を作りだすための工夫を心掛けることで、日常生活の中に新たな幸せを再発見できる可能性が広がっていくはずです。

 では、働く主婦層はなぜ仕事したいのか。「自分又は家族の生活を豊かにする」「社会と関わり視野を広げたい」「今後の生活に不安を感じる」がトップ3となりました。色んな想いが重なっているからこそ、想定外も生じやすいのかもしれません。

 時短勤務や在宅勤務など、今あたりまえのことをあたりまえに続けていくための『仕事選び』。夫や子どもなど家族とともに、今あたりまえのことをあたりまえに続けていくための『家族協力』。家事代行や外・中食など、今あたりまえのことをあたりまえに続けていくための『外部協力』。以上の3つをキーワードに、それぞれに置かれている状況を踏まえながら、対処策を検討してみることをお勧めしたいと思います。

川上所長


<しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎プロフィール>
1997年愛知大学文学部卒業。テンプスタッフ株式会社(現パーソルホールディングス)に入社し新規事業責任者等を歴任。転職後、執行役員としてキャリアカウンセリングやマーケティング部門を統括するなど、営業・経営企画・人事といった人材サービス事業のほぼ全てのセクションに携わる。業界専門誌『月刊人材ビジネス』では営業推進部部長 兼 編集委員を務め、人材ビジネス企業の経営者に向けた勉強会を企画運営。2010年株式会社ビースタイル入社。2011年より現職。
人材サービス業界の『声なき声』を社会に届けるインタラクティブメディア『ヒトラボ https://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/』及びフェイスブックグループ『人材サービスの公益的発展を考える会 https://www.facebook.com/groups/jinzai.koueki/』主宰。有識者として内閣府 規制改革会議 雇用ワーキンググループ勉強会への参加、男女共同参画センターでの講演など、主婦人材の活躍推進や人材サービス業界のあり方について積極的な意見提言を行う。

◇委員等 厚生労働省 委託事業
平成29年度:民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」委員
平成29~31年度:労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」委員

一般社団法人 日本人材派遣協会
派遣事業運営支援委員会委員(平成20~21年)、派遣事業運営支援部会員(平成24年)

◇メディア出演歴 NHK あさイチ 解説/フジテレビ みんなのニュース『ふかぼり』 解説/テレビ朝日 ビートたけしのTVタックルパネラー出演、他新聞・テレビ・雑誌などでコメント多数

◇寄稿・連載歴 日本経済新聞:私見卓見『日雇い派遣は主婦を助ける』(寄稿)/時事通信『働くデキる女性たち』(連載)など

▼ヒトラボ資料館 『是々非々』 http://zezehihi.wix.com/jinzai


■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:408名
調査実施日:2018年3月30日(金)~2018年4月19日(木)まで
調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBパート』登録者

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志のもとにつくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<株式会社ビースタイルについて>
企業理念は「bestbasicstyle」。時代に合わせて新たなスタンダードをつくる会社です。この理念に基づき、2002年の創業以来、働きたい主婦に対して就業支援を行って参りました。約15年間で生み出した主婦の雇用数はのべ10万人。女性がそれぞれの価値観、ライフスタイルに合わせて働くことができる社会の実現に向け、派遣・在宅・エグゼクティブなど、様々な『しゅふJOBサービス』を提供しています。



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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

(株)ビースタイル広報担当:柴田・兒玉・川上
〒160-0022東京都新宿区新宿4-3-17FORECAST新宿SOUTH7階
Mail:pr@b-style.net ホームページ:http://www.bstylegroup.co.jp/
※当リリースに関して、所長 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。

※本リリースの引用の際は、必ず「しゅふJOB総合研究所調べ」とクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。