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主婦層に聞く、2023年の仕事選びで優先したいことは?就職より「希望条件優先」6倍/「仕事に就くことを優先しそう」7.5%、「希望条件にこだわりそう」45.4%

2022年12月21日

ビースタイルグループ


仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『仕事選びのスタンス』をテーマに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:601件)


調査結果概要

1.2022年の仕事選び「仕事に就くこと優先」9.8%
2.仕事選びのスタンス:2022年と2021年の比較
3.仕事選びで重視する希望条件「勤務時間」81.4%
4.仕事選びで重視する希望条件:2022年と2021年の比較
5.2023年の仕事選び「希望条件にこだわりそう」45.4%
6.2023年の仕事選びのスタンス:世帯年収別比較(※回答者のみ)
7.仕事選びで重視する希望条件:2023年の仕事探しスタンス別比較
8.フリーコメントより

2022年の仕事選び「仕事に就くこと優先」9.8%

 

 

仕事選びのスタンス:2022年と2021年の比較


仕事選びで重視する希望条件「勤務時間」81.4%


仕事選びで重視する希望条件:2022年と2021年の比較

 

 

2023年の仕事選び「希望条件にこだわりそう」45.4%


2023年の仕事選びのスタンス:世帯年収別比較(※回答者のみ)


 


仕事選びで重視する希望条件:2023年の仕事探しスタンス別比較


 


フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

<2023年の仕事選びは「仕事に就くことを優先し、希望条件にはこだわらなくなりそう」と回答した人の理由>
・物価高騰のため、就労は必須(50代:派遣社員)
・年齢的に選択肢が減りそうだから(50代:パート/アルバイト)
・自分の希望を優先するとなかなか就職が難しい年齢であるため(60代:今は働いていない)
・介護をしているとなかなか雇ってもらえない(50代:パート/アルバイト)
・産後働けるところが限られてくるから(20代:今は働いていない)
・子供にお金がかかるので(40代:パート/アルバイト)
・とにかくお金が欲しい(20代:パート/アルバイト)
・年齢やブランクを考えると難しいので(50代:今は働いていない)
・この1年で10個以上面接を受けたが全て落とされた(40代:パート/アルバイト)
・とりあえず働いてキャリア積んでから次の仕事を探しても支障はなさそうだから
 (30代:パート/アルバイト)
 
<2023年の仕事選びは「仕事に就くことよりも、希望条件にこだわりそう」と回答した人の理由>
・年々体調も不具合いが多くなり、無理をせずに自分のペースで働きたいから(50代:派遣社員)
・続かない仕事だと結局は自分が余計大変になるから(40代:パート/アルバイト)
・自宅で母を看る為に仕事よりも現在の介護中心の為(60代:今は働いていない)
・育児が最優先だから(30代:今は働いていない)
・家庭との両立を目指し、子供との時間を確保するため、在宅ワークを希望しているため
 (30代:公務員/団体職員)
・今はまだ子供を長い時間一人に出来ない為(40代:今は働いていない)
・せっかくの人生だから納得の行く生き方をしたいと思うから(60代:今は働いていない)
・やはり長く続けていくには、自分自身やる気になる誇れるような仕事がいいと思うから
 (40代:パート/アルバイト)
・旦那が家事や育児を手伝ってくれない上に、やりたい放題の姑を見ながらのパートだと、希望条件が
 優先になってしまいます。あと子供が3人いての1人が障害を持っているので(50代:今は働いていない)
・仕事をしたいと思っても年齢的に受け入れられない|出来れば週2日が希望 時間は6-7時間
 でも良い(データ入力など)(80代:今は働いていない)
<2023年の仕事選びは「希望条件にこだわるかどうかはケースバイケース」と回答した人の理由>
・現在就業中ですが、今後の社会状況等が不透明な為(50代:派遣社員)
・就職活動は産後になるので、その時の状況次第で希望条件が変わるので(40代:今は働いていない)
・仕事に就くのは大事だが、希望条件を無視した結果、心身を壊したり続かなくなったりしたくないから
 (50代:派遣社員)
・年齢的に仕事を選り好みするのが難しくなってきたと感じる面と、女性の社会進出が柔軟になって
 きたと感じる面があるので、いろいろな求人情報を見比べて仕事選びをしようと思うので
 (40代:今は働いていない)
・子どもの手も離れ在宅もできる環境になってきたので、近場だけでなく、自分らしく楽しく働ける
 仕事を探してみたい(50代:派遣社員)
・単発派遣で働いている為 時給による(40代:その他の働き方)
・子供は日々大きくなり、関わりかたが変わるため希望条件も常に変動する(30代:派遣社員)
・希望条件に合っていたとしても、人間関係など職場環境が合うかどうか分からない(40代:派遣社員)
・コロナの感染状況も含め予測できない(60代:派遣社員)
・物価上昇があるので、この先働かなきゃと思った時は、条件も変えなければならないと、思うから
 (30代:その他の働き方)


しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層は、2022年にどのようなスタンスで仕事を選び、2023年はどうするのか―――。「2022年、仕事選びの希望条件に対するあなたのスタンスはどうでしたか。最も近いと思うものをお教えください」と尋ねたところ、「仕事に就くことを優先し、希望条件にはこだわらなかった」が9.8%に留まった一方、「仕事に就くことよりも、希望条件にこだわった」は44.3%にも及びました。その差は約4倍で昨年とほぼ同等の数値となりました。また「いま、あなたが仕事選びの希望条件として重視していることを当てはまるだけお教えください」との質問には、「勤務時間」が最も多く8割を超え、次いで「勤務場所」が7割を超えました。前年調査と比較すると「職場のウイルス感染対策」が半減しており、仕事選びにおいてはコロナ禍への脅威が和らいだ可能性があります。
 
 2023年の仕事選びのスタンスについて尋ねると、仕事に就くことを優先するという回答が7.5%だったのに対し、希望条件にこだわりそうという回答は45.4%でその差は6倍になっています。無理な条件で焦って就職するより、吟味して長く仕事を続けられる条件にこだわりたいという意向があるようです。世帯年収別で比較すると年収500万未満の世帯の方が仕事に就くことを優先する比率がやや高いものの、希望条件にこだわる比率の方が圧倒的に多い傾向は同じです。2023年の仕事選びのスタンス別に希望する勤務条件をクロス集計してみると「在宅勤務などテレワーク」を希望する比率は、希望条件にこだわる人は31.1%だったのに対し、仕事に就くことを優先する人は11.1%と約1/3に留まりました。就職優先で仕事を選ぶ際に最も顕著に優先度が下がる条件はテレワークのようです。しかしながら、就職優先でも主婦・主夫層は勤務時間や勤務場所は重視する傾向が強く、柔軟な条件の仕事へのニーズは仕事選びのスタンスに関わらず総じて高いのが実情です。
川上研究顧問


<しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー​>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。2011年に設立したしゅふJOB総合研究所では仕事と家庭の両立を希望する“働く主婦層”のべ40000人以上の声を調査・分析。2021年に独立。“ワークスタイル”をメインテーマにした研究・執筆・講演、企業の事業支援および広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

人材派遣、紹介、アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げなど事業現場の最前線から、広報ブランディング・経営企画・人事など管理部門までを管轄。雇用・労働分野の有識者として多数のメディアに出演し、人材マネジメントから法規制まで雇用労働分野の幅広いテーマについて意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員​
 

◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員​
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)​
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)​
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など​
 
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:​
ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数​
 
◇執筆・その他 ITメディア連載『「人材サービス」が滅ぶ日は来るのか?』/マネープラス連載『ワークスタイルの見つけ方』​他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、NEWSポストセブン、アーバンライフメトロなど執筆・寄稿記事多数​
大学や男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターなども務める​


■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:601名(※)
調査実施日:2022年11月18日(金)~2022年12月2日(金)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※調査対象者のうち、家周りの仕事について「同居家族はいるが主に自分が担当」または「同居家族と自分で概ね平等に担当 」のいずれかを選択した人のみを抽出して集計。

※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください。

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもと2011年につくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、主婦の雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイルグループ広報担当:兒玉・川﨑

Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/media/