株式会社ビースタイル

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男性の育休取得が必要な時期はいつ? 「生後8週間以内」58.1% /「夫婦交代取得が望ましい」49.2%

2024年2月29日

ビースタイルグループ


仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『男性育休と夫婦』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。
(有効回答数:589件)

調査結果概要

1.男性の育児休業取得について「取得するべきだと思う」85.4%
2.男性の育休取得が必要な時期「生後8週間以内」58.1%
3.最適な取得期間「3か月以上」40.5%/2024年と2022年の比較
4.夫婦とも正社員なら最も望ましいのは「夫婦が交代で育休を取得する」49.2%
5.フリーコメントより


1.男性の育児休業取得について「取得するべきだと思う」85.4%

null


2.男性の育休取得が必要な時期「生後8週間以内」58.1%

null


3.最適な取得期間「3か月以上」40.5%/2024年と2022年の比較


4.夫婦とも正社員なら最も望ましいのは「夫婦が交代で育休を取得する」49.2%

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フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<夫婦とも正社員の場合、最も望ましい育休取得の仕方として「妻だけが育休を取得する」と回答した人>
・夫が食事も洗濯もすべて、妻と同等に行えるのであれば休むの意味があるが、それができないのなら妻の仕事が増え
 るだけなので、家庭によっては夫の育休は必要ない(50代:正社員)
・私は古い人間なので、夫の育休が欲しいと思ったことはありません。それよりも早く帰ってくれる方がよっぽど助か
 ったと思います。男女問わずとは思いますが、育児に向いていない人が育児をするのはあまり進められないです
 (50代:パート/アルバイト)
・女性が取れれば問題ない(40代:今は働いていない)
・夫婦が正社員はお金がないわけじゃない理由が多い。仕事、子供、全て手に入れようとするのは無理がある。子育て
 はとても大切な事で、小さいうちはとても大切な時期だと思う。どちらかが正社員をやめるべき(50代:パート/アル
 バイト)
・育児は女性がすべてやるべき。男性はかえって邪魔になる(50代:フリー/自営業)
・30歳、40歳で姉妹出産してますが、周りのママやパパを見る事は多かったですが、夫婦協力して育児は、私から見た
 ら逃げにしか見えない。夫婦どちらも中途半端ですから、子供がワガママな子供が増えてます(50代:パート/アルバ
 イト)
・家の旦那は家事が出来ないので居ても邪魔です。旦那の世話までしたくないし、育休で家にゴロゴロしていると思う
 ともっと大変です(40代:今は働いていない)
・男性が育休取得理解できない。子育ては女性の何よりの特権であり 喜びであり 男性は仕事に集中して 何故育児まで
 強制してまで エネルギーが平等でないと思う。女性もっと強くなるべき(60代:パート/アルバイト)
・夫が育休をとる意味を未だに理解している人が少ないように思う 自分の休暇だと勘違いして普段と同じ休みの日が
 増えたと思い込んでいる男性もいるらしいので赤ちゃんの為に何ができるのか何をしなければいけないかをちゃんと
 考えて取得してほしい 妻の立場から言わせてもらえば 役に立つのなら育休を取って下さいに尽きます(40代:今
 は働いていない)
・私は古い考えなので、母が子供の近くにいれば良いと思う。しかしながら、家事が得意な方が家にいれば良いとも思
 う(50代:パート/アルバイト)

<夫婦とも正社員の場合、最も望ましい育休取得の仕方として「夫婦が同時に育休を取得する」と回答した人>
・きちんと子育て家事をしてくれるので有ればぜひ!ただ、何も出来ないのであれば邪魔だと思います。一緒にとっ
 て、相談しながら子育てするのが良いですね(50代:今は働いていない)
・夫側に育休が休暇ではなく、仕事はお休みして代わりに子育てをするという認識がある前提で、夜中に授乳などで
 寝られない妻のことを考えると同時に取って一人当たりの負担を少しでも減らすことが大切(30代:パート/アル
 バイト)
・第一子であれば同時に取得することで「子どものいる生活のリズム」が把握しやすいと思う。その際に非協力的な
 夫が非難されることがあるが、そもそも家事能力の差が大きい場合もあるかと思う(40代:派遣社員)
・産後の女性の身体は思った以上にダメージが大きく、産後1か月はゆっくり安静にしたい。その為には夫も育児休
 暇を取り家の事、家事をしてもらいたい(30代:パート/アルバイト)
・生後半年までは夫婦ふたりで育児をするほうが良いと思う。お母さんの負担が大きいことに変わりはないが、お父
 さんが妻の負担軽減と妻の社会復帰に対して、育児の大変さを身にしみてわかるよい機会になると思う(40代:今
 は働いていない)
・家庭に合わせた取り方が自由に選べるといいと思う。お手伝いしか出来ない夫の場合、同時に取ってせめて手伝っ
 てほしいし、または、しっかりしている夫なら時期をずらして別々に取ってもいいと思うので。夫の程度や子供の
 障害や病気の有無で状況に合わせて選べるのが理想だと思う(50代:派遣社員)
・産後母親の体力が低下している為、家事をいつも通りやる事は難しい。兄妹がいれば尚更忙しく、回復に努める事
 は出来ない。その為、父親にも自宅にいてもらい、一緒にサポートしつつ子育てにも参加できる環境が必要(40代
 :パート/アルバイト)
・夫婦が望めば、なるべく一緒の期間に育休を取得して、子育てして欲しい。子供の1歳はあっという間です(40代:
 正社員)
・産後の女性は体の回復が必要なので家事などを男性がするべき。初期の育児を二人で行う事で先々良い子育てが出
 来そう(50代:パート/アルバイト)
・産後1年は育児と家事で大変になるので、夫婦で1年は育休が必要だと思う(60代:今は働いていない)

<夫婦とも正社員の場合、最も望ましい育休取得の仕方として「夫婦が交代で育休を取得する」と回答した人>
・夫が少しだけ家事等の手伝い(あくまでも手伝いの範囲で主力ではない)をして大変さをアピールされたり、他の
 人にはやっています感を出されるのは非常に迷惑で、余計にこちら(出産後の女性)の負担が増えるだけ。交代で
 負担を平等にしたほうが良い(50代:今は働いていない)
・双子や多子世帯は特に、母の大変さを父にも分かってもらうために育休取得させるのが望ましいと思う(40代:パ
 ート/アルバイト)
・お互いに育休が取れると気持ちが楽です(30代:派遣社員)
・夫婦で話し合って取り方は自由であればいいとおもう(40代:今は働いていない)
・自分は専業主婦だったので、全て1人で賄ってきましたが、息子たちには是非夫婦で仕事をして、夫婦で協力して
 子育てをして欲しいと思っています(50代:パート/アルバイト)
・当時の女性は一人で育児をするのが当たり前の事でしたが、どれだけ大変か、またどれだけ成長したかわかりませ
 ん。男性も経験した方がよいと思います(60代:今は働いていない)
・女性ばかりが育休を取得する時の肩身の狭さを味わう事のないように、男性にも同じ立場で考えて取得してほしい
 (40代:今は働いていない)
・生まれた子供によっても手のかかる子かからない子の差がすごくあるので、0歳、1歳のころに夫婦で集中してとる
 もよし、パパは奥さんが職場復帰したら3歳までは週一回午後半休取る、などいろんなパターンでトータル休む時
 間が公平になればよいと思う(50代:パート/アルバイト)
・産後、母性が身体を休める為に育休は必要だし、実家の援助が受けられない場合、夫の育休も必要。更に、社会復
 帰する際に母性が身体が慣れるまで、夫が育休を取得してサポートするべきだと思います(50代:フリー/自営業)
・夫婦の休める方が休めるときに交互に休んだら良いと思う。特別な事情がなければ、個人的には二人がかりで育休
 する必要はないと感じる。(双子などは別)(30代:パート/アルバイト)

<夫婦とも正社員の場合、最も望ましい育休取得の仕方として「一概には言えない」と回答した人>
・子供によって雲泥の差で手のかかり方も違うし、夫婦や手助けの環境、子育てと仕事に対しての考え方も違うので
 育休がいらない場合もあるし、必要な時期も違うし、在宅や、短時間労働の方がいい場合もあるので選択肢がある
 のがいい(50代:フリー/自営業)
・夫婦が同時に育休をとる時もあれば、交代にとる時もあっていいと思う。子供はそれぞれ成長も持って生まれた性
 格も違うのだから、なるべく子供に合わせるべき、だと思う(40代:パート/アルバイト)
・それぞれの家庭で役割分担やサポート体制が異なると思うので、柔軟に対応できる育休制度があると良いと思う(
 30代:今は働いていない)
・生活設計、キャリアアップについて夫婦でよく話し合い、育休をどう取るか決めればよい(50代:パート/アルバイ
 ト)
・同時でも交代でもなく、育休の重なる時期と重ならずに取得する時期があるとよいと思う(40代:その他の働き方)
・育休も介護も共通していえますが 期間を決めるのではなく 必要だと感じたときにとれるのがいいなと 赤ちゃんの
 ときだけが大変な訳じゃない(50代:パート/アルバイト)
・夫が果たして育休取ったところで役に立つのか?それならば、職場で仕事頑張ってほしい(40代:派遣社員)
・育児休暇を取る取らないに関係無く、男女お互いが思いやりを持って接することが大切(50代:パート/アルバイ
 ト)
・出産や育児については人それぞれで状況や健康状態が違い、健全に育児が出来、健康な状態で子供が成長するの
 を確認できるまでの間は必要に応じた育休やシフト等が取得出来る事が望ましいと思うけど(60代:パート/アル
 バイト)
・父母の育休とあわせて祖父母による孫休暇を取得しやすい環境になればと思う(50代:今は働いていない)


しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

  じわじわと上昇を続けている男性の育休取得率。主婦層を中心とする就労志向の女性に「あなたは男性の育児休業取得についてどう思いますか」と尋ねたところ、「取得するべきだと思う」との回答が8割を超えました。続けて、取得するべきだと思うと回答した人に、男性の育休取得が必要な時期はいつかを尋ねると「生後8週間以内」と答えた人が最も多く6割近くでした。産後休業期間に相当する、母体が心身ともに不安定な時期です。また、同じく取得すべきだと思うと回答した人に、どれくらいの期間取得するのが最適かを尋ねると「3か月以上」と答えた人が40.5%でした。2022年に行った調査より8.2ポイント増加しています。男性の育休取得機運が高まるとともに、より長く育休を取得することの必要性を感じる女性が増えているのかもしれません。

 さらに、「夫婦がともに正社員で働いている場合、育休取得の仕方として最も望ましいと思うものをお教えください」と質問したところ、「夫婦が交代で育休を取得する」が最も多く半数近くでした。また、「夫婦が同時に育休を取得する」と回答した人も2割を超えました。一方、「妻だけが育休を取得する」と答えた人は約5%、「夫だけが育休を取得する」と回答した人は一人もいませんでした。「一概には言えない」と答えた人が2割いたものの、多くの女性は夫婦がともに育休取得することが望ましいと考えているようです。フリーコメントには、体験談を含め様々な思いの込められた声が寄せられました。いまはまだ圧倒的に女性の方が育休取得率が高い状況ですが、このまま男性の育休取得が進み育児や家事など家周りの仕事を夫婦がともに行う家庭が増えていけば、仕事と家庭の両立は妻だけの課題ではなく、夫婦共通の課題として認識されていくようになるのではないでしょうか。

川上研究顧問


<しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー​>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。

これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ約50000人の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/JCAST会社ウォッチ解説者/日本労務学会員

◇委員等
厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など◇メディア出演
NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数◇執筆・その他
ITメディア連載『働き方の見取り図』/JCAST会社ウォッチ連載『ここがヘンだよ会社の常識 ~兼業主夫のひとりごと』他、JBpress、日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、NEWSポストセブンなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める


調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:589名 ※女性のみ
調査実施日:2024年1月17日(水)~2024年1月24日(水)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ18万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイルグループ広報担当:川﨑・岩﨑

Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://www.bstylegroup.co.jp/contact/media/