専業主婦・主夫の“現実”と“イメージ”。ギャップが最大なのは?1位「後ろめたさ」

2026年1月22日

ビースタイルグループ


仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は、『専業主婦・主夫』をテーマに仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層に行ったアンケート調査の再分析を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:625件)

調査結果概要

1.前回調査より/専業主婦・主夫になった場合の気持ち:経験の有無別比較
2.専業主婦・主夫の「現実」と「イメージ」のギャップ指数
3.前回調査より/家庭に専念する期間への印象:経験の有無別比較
4.家庭に専念する期間の「現実」と「イメージ」のギャップ指数
5.フリーコメントより


1.前回調査より/専業主婦・主夫になった場合の気持ち:経験の有無別比較

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2.専業主婦・主夫の「現実」と「イメージ」のギャップ指数

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3.前回調査より/家庭に専念する期間への印象:経験の有無別比較

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4.家庭に専念する期間の「現実」と「イメージ」のギャップ指数

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フリーコメントより

◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

・自分の時間や家族に対しての時間などを見つめ直せるし、ゆっくりと時間を過ごせる(50代:パート/アルバイト)
・あんなに家事や育児に専念出来て時間に追われることもなかった期間はなかったのでとても良い時間だった。しかし、配偶者がモラハラ気質だったりしたら地獄だと思う(30代:派遣社員)
・仕事していない期間については、後ろめたい気持ちになりました(60代:パート/アルバイト)
・家のこと、子供のことを第一に考えて行動することができるため、優先順位に思い悩むことがなくなり、自分自身の心にも余裕ができた。ただし、引きかえに、収入がないことに対するうしろめたさのようなものを新たに感じるようになり、家族や自分にとって最適なバランスを探りながら、すこしずつ仕事もリスタートしていければと思うようになった(40代:今は働いていない)
・子どもが一番かわいい盛りに一緒にいられることへの幸せは何とも言えない(50代:派遣社員)
・世間、社会から取り残されたような気持ち、自分が停滞しているような気がするので、資格取得の勉強をした(40代:パート/アルバイト)
・誰かがしなければ、家庭が成り立たない。ということを尊重できるゆとりが現代にはない。だから辛いし、共働きしないと家族を養えない給料しかもらえないのが悪循環。出産は女性にしかできないし、命懸けだから養われないといけないのに、働かせようとする風潮。女性からしたら産みたくないかも(50代:パート/アルバイト)
・専業主婦だと、日常で会話する相手が子供かママ友になるので、話題が子供のことばかりになり退屈なときがある。また、ママ友は子供関係なので自分の好き嫌いで人付き合いできないので、ストレスが溜まりやすくなる(50代:フリー/自営業)
・仕事のストレスから解放されて、最初は良かったが、このまま社会に取り残されるのか?と漠然とした不安はあった(30代:パート/アルバイト)
・外の世界から置き去りにされた感じ(60代:今は働いていない)
・たまに主人が皮肉やイライラをぶつけてくる事があった。適度に働きに出るのがバランスがいいのかもしれない(40代:派遣社員)
・家庭に専念すると仕事をしている友人から見下される(50代:パート/アルバイト)
・家事は賃金が発生しないので、仕事だと思われていない。無職と言われている様で、良い感じがしない(50代:今は働いていない)
・国家資格を持っており、今までの経験をいかして、条件さえあえば復職できるのでそんなに不安ではない(30代:パート/アルバイト)
・はっきり言って家庭に専念する想像ができない(60代:パート/アルバイト)
・仕事をしていた頃より、自分の自由はなく、収入もないためかなりしんどい(30代:今は働いていない)
・夫に理解と充分な収入があれば、そうしたいのは山々。実際は、働かざるもの食うべからずのような空気があり、「家にいるんだから暇だろ」「働かないのにお金使うの?」のように言われるので、居心地が悪すぎる(40代:今は働いていない)
・もっと専業主婦を満喫すればよかったと思う(40代:パート/アルバイト)
・10年正社員で働いた後退職し専業主婦になった時、社会に取り残された感がとても大きかった。家にいてもなぜかソワソワして落ち着かなかった。でも子供が生まれて日々とても忙しく、24時間365日続く子育ては働くことよりも全然大変だと感じた(50代:派遣社員)
・自分のように実家が遠く、祖父母のサポートが得られない環境で、かつ夫が激務の場合は、フルタイムで仕事と家庭を両立できるとは思えず、専業になった。自分は家事も好きだし、子どもにもきちんと向き合いたいと思っていたので、専業だったことに後悔はないが、やはり仕事に関してはブランクは大きいと感じる(50代:今は働いていない)


しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 専業主婦・主夫の経験者が実際に感じた“現実”と、経験がない人が受ける“イメージ”に違いが見られた前回の調査結果。そこで、質問の選択項目ごとに、専業主婦・主夫経験が「ある」と答えた人の比率から「ない」と答えた人の比率を引いた値をギャップ指数として算出して再分析しました。「あなたが専業主婦・主夫になった場合の気持ちとして、当てはまると思うものをお教えください」との質問で最もギャップのプラスが大きかった回答は「仕事していないことに後ろめたさのようなものを感じる」で12.1pts。一方、ギャップのマイナスが最大だったのは「家オペレーションをとことん極めたくなる」で-10.8pts。実際に専業主婦・主夫を経験すると後ろめたさのような気持ちを抱いてしまいやすい半面、家オペレーション(家オペ)に対する積極的な気持ちは感じにくくなってしまうようです。

 また、「職業キャリアを考えた時、仕事から離れて家庭に専念する期間に対する印象として当てはまるものをお教えください」との質問では、「家族との時間を楽しむために与えられた憩いの期間」のみプラス。マイナスでギャップ最大だったのは「家オペレーションを通じて新たなスキルを磨く期間」の-8.8pts。専業主婦・主夫を経験すると家族と過ごす時間の大切さをより感じる一方、家オペに費やす時間についてはネガティブに捉えてしまう傾向が伺えます。仕事も家オペも生活に不可欠で大切な役割ですが、家オペについては過小評価されがちのようです。家オペ力(※1)を通じて仕事に活かせるソフトスキルも磨かれていることやイエチカ(※2)を評価することの意義に、もっと社会から目が向けられればと願います。

※1/家オペ力 マトリックス R-1:https://www.bstylegroup.co.jp/news/18005/
※2/家オペ分析シートとイエチカ:https://www.bstylegroup.co.jp/news/34249/

川上研究顧問

 

<しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 ープロフィールー​>

1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。

これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。

実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。

Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員

◇委員等
厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会議 雇用WG勉強会(平成26年)など◇メディア出演
NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数◇執筆・その他
ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオンライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める


調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:625名
調査実施日:2025年7月19日(土)~2025年8月1日(金)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
※当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください

<しゅふJOB総研について>
「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/category/report/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>
『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ20万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。

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本プレスリリースに関するお問い合わせ先

ビースタイルグループ広報担当:岩﨑・勝山・徳山

Mail:pr@b-style.net
お問い合わせページ:https://krs.bz/b-style/m?f=3272