1.はじめに
株式会社ビースタイルホールディングス及びグループ会社(グループ会社は、株式会社ビースタイルホールディングスの日本国内連結子会社をいいます。以下これらを総称して「当社グループ」といいます。)は、「時代に合わせた価値を創造する」「四方よし」「社会課題をビジネスで解決する」「かかわる全ての人がしあわせ」を企業理念とし、人材派遣事業、人材紹介事業、求人メディア事業、DX・RPO事業の運営を通じて、20年以上にわたり多くのお客様にサービスを提供しております。
お客様からいただくご意見・ご要望及びご指摘は、サービスの改善・品質向上に欠かせない貴重な機会と捉え、真摯に受け止めております。
一方で、社会通念上許容される範囲を超えた要求や言動等がお客様その他の方からなされた場合は、当社グループで働く従業員(正社員、契約社員、パートタイム従業員、派遣スタッフ等を含みます。以下「従業員」といいいます。)の尊厳を傷つけ、安全かつ健全な就業環境を害するだけでなく、お客様に対して当社グループのサービスが十分にご提供できなくなる可能性があります。このような状況は、当社グループ及びステークホルダーにとって極めて重大な問題です。
当社グループは、お客様と従業員の双方の人権を尊重しながら、質の高いサービスを持続的に提供し続けるため、ここに「カスタマーハラスメントへの対応方針」を定めます。
2.カスタマーハラスメントの定義
当社グループは、労働施策総合推進法33条、厚生労働省の示す考え方に基づき、カスタマーハラスメントを「お客様または取引先、当社ご利用者様等を含む当社グループの事業と関係のある第三者(以下「お客様等」といいます。)から従業員に対し、社会通念上許容される範囲を超える言動によって、従業員の就業環境を害するもの」と定義します。お客様等には、以下が含まれます。
- 当社グループが提供する商品の購入やサービスの利用をする方
- 当社グループの行う事業に関する内容等に関し問い合わせをする方
- 取引先の担当者、契約締結に向けた交渉を行う際の担当者
- お客様の家族、当社グループの事業所の近隣住民の方
なお、サービスの内容や品質に関する正当なご意見・ご指摘・ご要望であって、その実現のための手段・態様等が社会通念上許容される範囲にあるものは、カスタマーハラスメントには該当せず、当社グループはこれからも真摯に対応してまいります。
3.カスタマーハラスメントに該当し得る言動の例
以下は代表的な例示であり、これらに限られるものではありません。
(1)言動の内容が社会通念上許容される範囲を超えるもの
-
そもそも要求に理由がない又は商品・サービス等と全く関係のない要求
性的な要求や、従業員のプライバシーに関わる要求をすること。 -
契約等により想定しているサービスを著しく超える要求
契約内容を著しく超えたサービスの提供を要求すること。 -
社会通念上相当性を欠く過大・過度な要求
商品やサービス等の内容と無関係である不当な損害賠償要求をする -
著しく困難又は実現不可能な要求
契約金額の著しい減額の要求をする
(2)手段や態様が社会通念上許容される範囲を超えるもの
- 身体的な攻撃(暴行、傷害等)
殴る、蹴る、叩く等の暴行を行う
物を投げつける
わざとぶつかる
つばを吐きかける -
精神的な攻撃(暴言、脅迫、侮辱、威圧的な言動等)
当社グループの器具、所有物、動産を壊すことをほのめかす発言を行う
土下座を強要する
従業員の人格を否定するような言動を行う(相手の性的指向・ジェンダーアイデンティ
ティに関する侮辱的な言動を行うことを含む)
盗撮や無断での従業員を撮影をすること。
大きな声をあげて従業員や周囲を威圧する
反社会的な言動を行う -
差別的な言動
人種、文化、国籍、宗教、ジェンダーアイデンティティ等の機微な個人情報について、当該従業員の了解を得ずに他の者に暴露すること又は当該従業員が開示することを強要する若しくは禁止する
人種、文化、国籍、宗教、ジェンダーアイデンティティに関する侮辱的な言動を行う -
性的な言動
従業員の性的指向等の機微な個人情報について、当該従業員の了解を得ずに他の者に暴露すること又は当該従業員が開示することを強要する若しくは禁止する
つきまとい、セクシャルハラスメント、迷惑行為を行う - 拘束的な行動(不退去、居座り、長時間・執拗な架電や面談の強要等)
-
継続的・執拗な言動
同様の質問を執拗に繰り返す
従業員に対し、当初の話からのすり替え、揚げ足取り、執拗な責め立てをする -
SNS・インターネット上での悪質な誹謗中傷、名誉毀損
SNS等のインターネット上へ当社又は従業員の悪評を投稿することをほのめかす発言を行う
SNS等のインターネット上へ従業員のプライバシーに係る情報の投稿等をする - その他、当社が、その内容、目的、手段・態様、頻度、継続性その他の事情に照らし、社会通念上許容される範囲を超え、従業員の職場環境を害する「カスタマーハラスメント」と判断する行為または要求
4.カスタマーハラスメントへの対応
お客様からカスタマーハラスメントに該当する行為があったと当社が判断した場合、当社グループは組織として次のとおり毅然と対応いたします。対応内容には以下のいずれかを含みます。
- 該当する言動について、注意・警告をさせていただきます。
- 対応者を変更し、複数名で対応し、又は管理者、専門部署その他の担当者に対応を引き継ぐ場合があります。
- 電話、面談、電子メール、その他の連絡若しくは対応を打ち切り、又は以後の連絡方法・連絡窓口を指定する場合があります。
- 当社グループが提供するサービスの提供を中止する場合があります。
- 商談若しくは契約のお申込みに対するお断り、契約内容の見直し、お取引の停止、契約の解除、又はその他の措置を講じる場合があります。
- 暴行、傷害、脅迫などの犯罪に該当し得る言動については、警察その他の関係機関への通報、相談、被害届の提出をさせていただきます。
- 当社又は当社の運営する事業所若しくは施設からの退去を求め、又は出入りを禁止します。
- 悪質性が高いと判断した場合には、警察・弁護士等の専門機関と連携し、刑事告訴、仮処分・損害賠償請求、又はその他の法的措置を含め厳正に対処いたします。
5.従業員を守るための取り組み
当社グループは、従業員が安心して能力を発揮できる環境を整えるため、次の取り組みを進めてまいります。
- カスタマーハラスメント発生時の対応体制の整備、構築
- 本方針の従業員への周知および対応のためのマニュアル作成、教育・研修の実施
- カスタマーハラスメントを受けた従業員のための社内相談窓口の整備
- 従業員に対し、社内相談窓口、相談対応者、担当部署を明示し、周知・啓発
- 相談者、行為者その他の関係者のプライバシーを保護するための必要な措置
- 相談を行ったこと等を理由とする不利益な取扱いの禁止
当社グループは、これからもお客様に信頼していただけるサービスの提供に努めてまいります。
本方針の趣旨をご理解いただき、皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社ビースタイルホールディングス
2026年10月1日 制定